NPO法人ジョブコーチ・ネットワーク(JOB COACH NETWORK;略称JC-NET)は、障害のある人の就労支援の情報発信、ネットワーク作り、人材養成を目的に2006年に設立された組織です。より多くの障害のある人が、自分の持つ能力を最大限にいかして、職場で働ける社会の実現に向けて、活動を展開していきます。JC-NETは、現在以下の4つの事業を柱に運営を行なっています。
(1)ジョブコーチ(職場適応援助者)研修・養成事業の開催
①職場適応援助者養成研修の開催
厚生労働省が定める研修機関として、訪問型及び企業在籍型職場適応援助者養成研修を行います。講義、演習、実践からなる6日間の実践的プログラムです。職場適応援助者助成金の活用を希望する人の他、就労支援のスキルアップ研修として受講することも出来ます。
②公務支援者養成研修事業
厚生労働大臣が定める「国の機関の職員に対する障害者の職場適応支援者養成研修事業」を受託し、実施しています。
(2)地方セミナーの開催
①就労支援基礎セミナー
理念、方法、技術の幅広い普及を目的にした入門講座です。1〜2日間開催を基本に地域の実情も踏まえ、全国各地で開催します。
②発達障害就労支援セミナー
発達障害に特化した新たな支援スキル向上のためのプログラムになっています。2日間開催を基本に全国各地で開催します。
(3)フォーラム等の開催
①CEF(Conference of Employment First)
新たな横断的ネットワーク体(ジョブコーチ連絡協議会)へ参画し、質の高い障害者雇用を考 える会議体として協同で開催しています。CEF (Conference of Employment First) は、本来一貫性があるべき就労支援・障害者雇用のプロセスを、共通の目標、大きな共通の傘の下で考えるために、当事者、企業、教育、医療などが結集し、 それらの個人、あるいは組織が、障害者雇用や就労支援のあるべき将来に向けて、その本質を確認し、具体的な方法や技術について情報を交換し、さらには制度や施策について考えるための場になっています。
(4) ホームページの運営
ジョブコーチに関する情報発信を目的に、ジョブコーチ・ネットワークのホームページを運営しています。